リスティング広告(検索連動型広告)は、広告が表示されるだけでは費用がかからず、クリックされたときに課金される仕組みです。そのため「いくらかかるか」は、固定の料金表ではなく、予算の決め方で決まります。
このコラムでは、広島で初めてリスティング広告を始める方に向けて、費用の仕組みと、月額予算を決める手順を整理します。
リスティング広告の費用は「広告費」と「運用費」に分かれる
費用は大きく2つに分かれます。
- 広告費:Google・Yahoo!などの媒体に支払う、クリック課金の費用です。
- 運用費:広告の設定・改善・レポートなどを代理店に依頼する場合の手数料や初期費用です。自社で運用する場合は不要ですが、その分の作業時間がかかります。
広告費には、一般に最低出稿額の決まりはありません。日予算を自分で設定でき、少額からでも始められます。ただし、少なすぎるとクリック数が集まらず、改善に必要なデータが貯まりません。
広告費の基本の式
広告費は次の式で表されます。
広告費 = クリック単価 × クリック数
クリック単価は、業種・キーワード・競合の多さ・広告の品質などで大きく変わります。「広島 歯科」のように競合が多い地域名付きのキーワードと、ニッチな専門キーワードでは、同じ広島でも単価が違います。実際の単価は、運用を始めて初めて分かる部分が大きいため、最初は小さく試して実測することが重要です。
月額予算は「目標件数 × 獲得単価」で逆算する
予算を決める順番は、次のとおりです。
1. 1件の獲得にいくらまで払えるかを決める
許容できる獲得単価(CPA)は、客単価 × 成約率 × 広告費にかけられる割合で考えます。たとえば(仮の例です)、客単価が10万円、問い合わせから成約する割合が20%、客単価の30%までを広告費にできるなら、問い合わせ1件あたり6,000円(10万円×20%×30%)が上限の目安です。
2. 欲しい件数を掛ける
月に10件の問い合わせが欲しいなら、上の例では 6,000円 × 10件 = 6万円が、月の広告費の目安です。
3. 日予算に直す
月6万円なら、1日あたり約2,000円です。なお、Google広告では1日の予算を超えて配信される日があり、月全体では設定した日予算の範囲に収まるよう調整される仕組みです。
少額で始めるときの注意点
- 配信エリアを絞る:広島県全域ではなく、商圏の市区町村に絞ると、無駄なクリックを減らせます。(設定方法は広島でのエリア配信の設定方法で解説しています)
- キーワードを絞る:成約に近い「地域名+サービス名」から始め、広げるのは結果を見てからにします。
- 計測を先に整える:電話・フォーム送信・予約を計測できていないと、予算を増減する根拠がありません。
- 最初の1〜2か月は学習期間と考える:配信直後は数値が安定しません。短期間の数値だけで良し悪しを判断しないことが大切です。
代理店に依頼する場合の費用
運用を代理店に依頼する場合は、広告費に加えて運用手数料がかかります。一般的には広告費の20%前後が目安とされています。内訳の見方は広告運用代行の手数料相場と内訳で詳しく解説しています。
マザーハンズでは、広告費の20%の運用手数料と初期設定費で、最低契約期間の縛りなく承っています。料金の詳細は広島のWeb広告運用代行の料金をご覧ください。
まとめ
リスティング広告の費用は、「いくらかかるか」ではなく「1件にいくらまで払えるか」から逆算して決めます。客単価と成約率が分かれば、現実的な月額予算の目安は出せます。自社の数字で試算したい場合は、広島のWeb広告運用代行の無料相談もご利用ください。

